持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本も積極的に取り組んでいます。
マテリアリティと全社プロジェクト活動
1. 3つのマテリアリティ(重要課題)
ダンレイでは「経済価値」と「社会価値」の両立を、社員全員の知恵による『イノベーション』で実現するそのために、取り組むべき3つの課題を設定し、全社を挙げて取り組んでいます。
①環境
・省エネ給湯器、省エネ暖房機向け商品の創出
(エコキュート、エネファーム、ヒートポンプ温水暖房他)
・省資源化:小型軽量化、再生材使用検討
・製品の長寿命化、信頼性向上
②快適・健康
・医療、介護、衛生機器向け商品の創出
(透析、分析、介護風呂、次亜水生成装置他)
・加湿器向け商品の創出
・食品調理機器向け商品の創出
③人・風土
働きやすさ」と「働きがい」を両立し、一人一人が最大限の力を発揮できる環境を実現
・社会貢献する価値創造商品
・生産性向上で生活との調和
・個人の成長
2. 全社横断プロジェクト活動
ダンレイではマテリアリティの解決のため、各部門から専門知識を持ったプロフェッショナルが集まり、部門間の横串を通す全社横断プロジェクト活動を実施しています。
①合理化推進プロジェクト
設計段階から全部門の知識を活かして徹底した合理化と価値創造を図ります。
②再発防止プロジェクト
品質課題の真因を突き止めて歯止めを打ち、高品質なモノづくり革新を図ります。
③生産性向上プロジェクト
作業パフォーマンスの向上と付帯作業の削減によりモノづくりの革新を図ります。
合理化プロジェクト 生産性向上プロジェクト
バリューチェーンにおけるSDGsのゴールとの関係性
持続可能な社会の実現に向けてダンレイはすべての企業活動を通してSDGsに取り組んでいます。
緑化運動の推進
ダンレイでは会社の敷地内で各部署ごとに緑化運動に取り組んでいます。総務部では少しでもお客様や従業員の癒しになるよう玄関に季節の花を植えています。生産部は工場の周りに小さな農園を作り、季節ごとに様々な野菜を育てています。地域貢献や環境はもちろんのこと植物と触れ合うことで従業員のメンタルヘルスの一助にもなっています。また、野菜の育て方や収穫出来た時の喜びなどお客様や従業員同士の話題となることも増え、コミュニケーションの一環としても役立っています。
ゴーヤ ミニトマト 鉢植え 関連するSDGsのゴール